この1年の日本経済はどうかわったか

予想通り、アベノミクスはうまくいっていない。3本の矢が放たれたが、それぞれがうまくいっていない。財政再建どころか、国債の格付けはさがり、輸入が増大し、輸出が減少している。自動車産業も、国内では伸び悩んでいる。家電はほぼ全滅にちかい状況である。唯一、観光と爆買いで支えられているが、これは一時的なことになる。東日本大震災の復興資金原発事故の補償と補償が進んでいない。おまけに、オリンピックの予算は思ったように低く見積もりすぎ、6倍以上かかる。結局、国民が税金負担でやることになる。この責任はだれがとるのか。インドへの新幹線の無償提供や原発の技術提供は本当に必要なことなのか。それをするなら消費増税はやめることだと思う。社会保障のやり繰りが大変だから増税するのではなかったのではないか。本当に風が吹けば桶屋がもうかればいいが、そううまくはいかないと思う。楽観的に考えすぎ、それは年金の株式運用割合を増やして2兆以上の損益を出している。大変なことなのに国民は知らなすぎる。世界経済の影響で株価は不安定である。特に中国の経済成長率の低迷は日本にも大きな影響を与えている。来年は新興国の経済低下とアメリカの0金利廃止で、ドル買いが進む。予想を超える円安が進む、またインフレも進むでしょう。経済の低迷も続くと思われる。