安倍首相の外交の失敗

日露首脳会談は、なぜ失敗なのか理由は明確で日米同盟を無視した外交だからである。ロシアのプーチン大統領にいいように使われている。欧州がクリミアの問題で制裁をしているのにそれを破っている。それでひとり良い子になっている安倍首相に後でしっぺ返しがいつかくる。この時期に会談をしたのも、ロシアは中国にも恩を売ることになった。中露で海洋進出に共同して行えるようになる。また対日で領土問題を共有できることもプラスにはたらいている。したたかさは、経済協力だけはしっかり取り付ければ、欧州より中国、日本に資源の売り込みができればロシアはほくほくである。中国と日本を経由して世界に間接的にものを売ることができるからである。シリアにおいても優位を崩したくない。日本から中古車を大量に買い付けている。資源も買ってくれている。経済協力で儲けようと考えている。領土問題は永久に棚上げになりかねない。すくなくともプーチンが大統領時代は無理である。一方、中国も海洋問題をG20では議題に出来ぬように算段をして、日中首脳会談について議題にしなかわりにG20閉会後首脳会談を御膳立てた。このようにアメリカを含めてロシア、中国の首脳は安倍首相より1枚も2枚の上手である。その辺を首相は認識して同じ失敗を繰り返さないようにしなければならないと思う。