実態経済で見ないと本当のところわからない

 

東証1部終値時価総額、591兆円余で過去最高に バブル期以来25年半ぶり更新

産経新聞 5月22日(金)15時17分配信

  •  22日の東京株式市場で、東京証券取引所第1部に上場する企業全体の時価総額終値で591兆3007億円〈4兆8863億ドル)となり、過去最高となった。これまでの最高はバブル期の平成元年12月29日につけた590兆9087億円〈4兆7273億ドル)で、約25年5カ月ぶりに更新した。

     22日の日経平均株価終値は、前日比61円54銭高の2万0264円41銭。時価総額は「バブル期超え」を果たしたが、平均株価は平成元年12月29日の終値(3万8915円87銭)の半分強の水準にとどまっている。

     22日の日経平均株価終値は6営業日続伸し、前日比61円54銭高の2万0264円41銭。前日に続いて終値ベースで2000年4月14日(2万0434円68銭)以来15年1カ月ぶりとなる高値水準をまた更新した。
      この日は午前は軟調が続いており、42円安の2万0160円まで下げる場面があった。しかし午後になって、日銀決定会合が終わり、小幅ながら景気判断が上方修正されたことが好感され、値上がりに転じた。高値は75円高の2万0278円。前日の高値には及ばなかったため、ザラ場では高値更新はしていない。
      東証株価指数(TOPIX)の終値は、前日比1.05ポイント高の1647.85。

円安に誘導の結果であり、1ドル=90円であれば、ここまでにはなっていないのが実態だと思うので、安心はできる状態ではないことになる。