希望の党の意味はあるのか

この党は、自民党と何が違うのかよくわからない、自民党の一派閥にすぎないような気がする。さらになぜこの党が出来たのは、安倍総裁しか、いま自民党に代表になる人材がいないからである。だからこの選挙は自民党公明党のこれからを占う選挙でもある。希望の党も小池氏が国政にでないし、何か柱が抜けている感がある。では、自民党

安倍氏が抜けたらだれが総裁、元首相が再びでるのか、総裁経験者で首相経験のないひと、三役経験者、現三役など、例えば二階氏などである。でも石破氏、岸田氏がそれだけの実力者か、つまり、安倍氏の責任はすぐに次をつぐ人を作っていない。つまり、希望の党に近いが、党内も安倍氏を積極的に支持しているのでなく、他にすぐに担げるひとがいないからやれているだけなのではないか。40代後半から50代前半で小泉氏ぐらい、弁が立ち、党内でのリーダー性をもつ人がいなければならない。このような人が党を割るほど激論をする人が4~5人でてくれば自民党も魅力ある党になる。イエスマンの集まりやトップダウンできまる組織は長続きしない。自民党安倍氏を名前を出して批判できる人がどれだけいるのか。これが自民党の弱点、であるから、小池氏のような人が欲しかったのは実は希望の党ではなく、自民党のほうであったのかもしれない。

 だから今回の選挙は、安倍政権の成果と姿勢を問うと考えればいいのだと思います。故に自民党のためにも与党が過半数どまりにすること、安倍氏の責任が問われる結果になることが、中長期的には自民党のためになると考える。マンネリ化、新鮮さ、政策の手直しばかり、抜本的解決を図っていなく、財政再建だけが遅れ、負債が国民1人あたり、このままでは1000万円に次の選挙の時になってしまう。

 有権者の皆さんが与党に投票するときに300万円の支払いをする約束すると思って投票すると考えればいいと思います。1票300万円は払えませんよね。そのくらい1票は重いのですので、投票にいきそうならようにしなければならないのです。