凄い計算違いをした安倍首相と執行部

突然と思われる衆議院の解散をしたが、①内閣支持率が持ち直したこと。②民進党の女性議員のスキャンダル、党内の分裂状況、③希望の党が結成に時間がかかる。④衆議院の場合、任期満了の解散はあまりよくない。その他、自民党に有利な状況で、いましかないと判断したのだ。

 しかし、すべて外的な要因でこれを決めているが、自民党内の問題を十分把握できていなかったこと。それは、選挙区が変わったところの調整や地方での元自民党議員、前自民党議員の確執や2年生議員の不祥事は、表にでないところでかなり問題になっている。執行部と地方組織の軋轢もあるようだ。また、内閣支持率自民党支持率の相関性から比例区での得票が思うほどとれず、比例代表議員数が思うほどとれない。さらに、選挙期間中に北朝鮮ICBMの発射や核実験をすればさらに足を引っ張ることのなる。

リスキーな判断をしたことがどのよな結果が出るかが読めてくる。